マイナンバーで副業がバレるって本当?

マイナンバー

マイナンバー制度の「通知カード」の配達が、10月23日から始まりましたね!

本業以外でもお金を稼ぎたい!もっとお金が欲しい!と思って副業をしている人、副業を始めようとしている人にとってはちょっと厄介な制度ともいえます。

なぜ厄介なのか!?

それは、会社員の場合、勤務先に副業をしていることがバレる可能性が大きくなったからですよね!

会社によっては副業を禁止してるところもあるみたいですし、副業の種類(風俗や水商売など)によっては知られたくないという自己都合もあるので、マイナンバー制度のせいで副業をしていることが会社にバレるのは困るわけです。

Google先生で「マイナンバー」と「副業」に関する情報を検索すると

  • 「マイナンバーで副業が会社にバレる」は本当か?
  • 副業が会社にばれることを防ぐ方法
  • マイナンバー制で副業がばれてしまうのか?

といった情報が大量に出てきます。

ちなみに下図は、今年2015年に「マイナンバー」というキーワードがGoogleで検索された回数の推移です。
search_for_mynumber

みんな新しい制度で、自分のお金に関わってくることだからかなり気になってるようです。

ということで、副業をしてることが勤務先にバレるのかどうかを心配するより、マイナンバー制度に対する理解度を上げて、賢く対応しましょう!

という私からの提案です!

私自身も他人事ではないので、情報収集をしてみた結果をまとめて記載します。

マイナンバーとは

マイナンバー_副業_バレる_参考画像

とっても簡単に言ってしまうと

  • 個人は12ケタの個人番号が割り当てられる
  • 法人(企業)は13ケタの法人番号が割り当てられる
  • 企業が「誰に」「いつ」「いくら支払った」かを番号で管理する
  • 支払い先が明確になる→個人の収入が一元管理される

というもの。

もう少しちゃんと説明すると

◆制度開始時点で適用される分野
(1)社会保障分野
・年金の資格取得・確認、給付を受ける際に利用。
・雇用保険などの資格取得、給付を受ける際に利用。ハローワークなどの事務に利用。
・医療保険の保険料の徴収など、福祉分野の給付、生活保護の実施など低所得者対策の事務に利用。
(2)税分野
・国民が税務当局に提出する確定申告書、届出書、調書など、すべて記載が必要

◆通知カード
原則すべての人の手元に届く「個人番号を証明する公的書類」

◆個人番号カード
通知カードの機能と身分証明証を兼ねた機能を持つカード

出典:書籍「これだけは知っておきたいマイナンバーの実務」

ということのようです。

個人の立場からシンプルに言ってしまうと「個人番号で管理されるようになるので、今までよりも収入の状況が明確に管理されるようになる」ということです。

マイナンバー制度実施スケジュール

実際にこのマイナンバーっていつから自分たちに影響が出てくるのか?

ここも重要なところですよね。

簡単に実施スケジュールをまとめてみました。

2015年
10~11月
各市区町村から順次、住民票のあるすべての人へ通知カードで知らせる
2016年
1月
マイナンバー制度実施
(社会保障の一部を除く)
2017年
1月
年金と医療保険のマイナンバー制度が実施
国の機関同士の連携開始
マイナポータル開始予定
2017年
7月
地方公共団体同士の連携開始
2018年
10月
民間利用の実施の是非を決定予定

マイナンバー制度で副業がバレる理由

マイナンバー_副業_バレる_参考画像

では、なぜマイナンバー制度で副業がバレてしまうのか?

ここ気になりますよね?

具体的にいうと

  1. 給料や報酬を支払う側(企業)は、支払先(個人)のマイナンバーを明記する必要がある
  2. 個人が副業で一定額以上の利益があった場合、確定申告をしないと勤務先に副業分の住民税も合わせて通告される
  3. 勤務先の経理は、会社から支払ってる給料分より多く税金を支払うことになるので、従業員が給料以外に収入があることを把握できる

という流れです。

でも、実はこの流れで副業がバレるというのは今までも基本的には同じだったわけです。

ではなぜマイナンバー制度によって、今までよりもバレやすくなるのか?

というと、

  • 税務署は今まで氏名、生年月日、性別、住所で個人を特定してた
  • 世の中に同姓同名の人が複数いたりする
  • 名前、住所は変わることがあって個人を特定しきれないケースがあった
  • 結果、年収が数百万円以下の場合はうやむやになってた

という状況だったようです。
(もしかしたら表記が不適切かもしれませんが…)

それがマイナンバー制度によって「個人番号」で管理されることで個人が特定されるので今までよりもバレやすくなる!!!

ということです。

副業をしててもバレない対策は!?

お待たせしました!!

一番気になる「副業しててもバレない対策」について説明します。

実は、以前からちゃんとやってた人にとっては何も問題ない話なんです。

具体的には、所得税の確定申告をする際に、住民税の「普通徴収」に○を付ければ勤務先に給料以外の収入があることがバレることはないそうです。

住民税についてちょっと詳しく説明

一般的に会社に勤めている人は、会社の給料から住民税も天引きされています。
これを「特別徴収」といいます。

これに対して「普通徴収」は、自分で会社の給料以外の収入(副業分)の住民税を納めます。ということ。

なので、「普通徴収」を選択することで、会社には本業の給料分の住民税だけが通告されるのでバレることはないそうです。

まとめ

管理人のカボタンです。

「マイナンバーで副業がバレるって本当?」と題して、私なりに勉強したことをまとめて記載してみましたが、いかがでしたか?

問題なのは、今まで一度も確定申告をしたことが無い!という人ですよね。

今まで申告してないから税金を払うことも無かったわけですから、消費税が上がってるのに更に税金払うの?と思う人も少なくないと思います。

でも、日本ってそういう決まりになってるみたいなので仕方ないですよね。

せっかく副業で稼いだのに、マイナンバー制度のせいで今まで支払わずにすんだ税金を払わなくちゃいけないって、なんか損した気分になりますよね。

私も本業の給料が少ないから副業して補ってるのに…と思ってるので、その気持ちはよく分かります。

ただ、勤務先の会社に副業がバレて面倒なことになるくらいなら、まぁ仕方ないのかもしれないですね。

マイナンバー制度が実施されても、私は変わらずに副業でコッソリ稼ぎ続けようと思ってます♪

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